GENOME132010/09/25 21:25

 IGFのGENOME13JCBホール大会を観戦しました。猪木50周年記念大会第3弾です。小川の離脱騒動がありましたが、まったく関係なし。TBSテレビの亀田のボクシング&DREAMともバッティングしましたが、これも関係なし。満員の入りでした。ドームでのジャニーズのコンサートともバッティングしました。もちろんこれもまったく関係なしです。
 猪木はマグロの解体ショーと書道のパフォーマンス、中国の3選手もリングに上がり、演武を披露しました。いつものようにパンフレットと闘魂タオルの全員プレゼントもあり、とても良かったのですが、試合の方は何ともお粗末でした。
 デビュー戦の元若麒麟、鈴川真一は、マーク・コールマンにTKO勝ちはしましたが、内容的にはかなりしょっぱかったです。体の大きさは魅力です。スター性は感じられませんでした。相撲取りは本当はかなり強いと思っているのですが、張り手攻撃はなかなか良かったです。キックも出していましたが、こちらの方はまだまだでした。コールマンもまったく精彩を欠いて、最後は戦意喪失のような感じでTKO負けとなりました。
 カシン&本田多聞対サップ&ラシュリーの異色対決は、カシンがサップとラシュリーの仲間割れを誘い、勝利しました。サップはまったくダメでした。もはや再生の可能性はまったくなしです。
 セミでエリック・ハマーと対戦した澤田もまったくダメでした。小川と離れ、新エースとの声も聞かれました。最近は頑張っていたと思うのですが、今日はひどかったです。エリック・ハマーは凄い選手ですが、何もできず、あげくの果てにはゴングやベルトを持ち出して攻撃して反則負け。本当にひどかったです。
 メインはバーネットとシルビアの元UFC王者対決。シルビアという選手は知りませんでしたが、実績から期待していました。しかし、UFC王者だったのはかなり昔のことなのでしょうか。見た目はデカい。バネットよりデカいのですが、ボヨっとした体型で、迫力もまったくありませんでした。見せ場のないまま両者リングアウトとなり、当然のことながら猪木に怒られて、延長戦。もうシルビアはスタミナ切れで、あっさりとバーネットが勝ちました。
 最後も猪木がダーで締めて、猪木信者としては満足でしたが、プロレスの興行としてはひどいものでした。