アントニオ猪木をさがして2023/10/19 20:27

アントニオ猪木をさがして
 映画「アントニオ猪木をさがして」をみて。池袋東部のPOP UP SHOPに行ってきました。映画すごく良かったです。
(以下ネタバレです)



 ブラジル移住ではお祖父さんのことや力道山にスカウトされるところ、アリ戦、巌流島、イラク人質解放でも、もっと触れて欲しいエピソードがありますが、限られた時間の中では仕方ないです。上手くまとまっていたと思います。
 猪木問答はいらないかなという感じでしたが、棚橋と猪木の絡みとしては外せないところですし、笑いが起きていたので知らない人には、あっていいのかなと思います。
 ドラマ部分もいらない位という意見もありますが、すごく良かったです。ベイダー戦の映像に魅せられ、安田頸演じるダメな中年男が猪木を応援するところは感動しました。
 福山雅治の炎のファイターは、単に馴染みがないというだけですが、やっぱり従来のものが良いです。ナレーションは良かったです。

アントニオ猪木お別れの会2023/03/07 16:34

猪木お別れの会
 こればかりは平日とか仕事とか言ってられません。両国国技館に行ってきました。
 発起人代表の坂口征二氏の開会宣言、炎のファイターが流れ、追悼の10カウントゴング。ビジョンの映像での振り返り、森喜朗元首相、藤波辰巳、棚橋弘至、古舘伊知郎氏のスピーチ、VTRでドリーファンク・ジュニア、タイガー・ジェット・シンのメッセージ、実弟の啓介さんの挨拶と続き、オカダと孫の尚登さんによる123ダーで締め、その後、献花式が行われました。多くのレスラー、著名人の姿がありました。
 棚橋の父親が猪木ファンで、寛至の一字をもらったという話しは初めて聞きました。
 とても良い会でした。こうした場を作っていただき、参列できたことに感謝します。そして言葉はやはりこれしかありません。猪木ありがとう!

追悼 88年8月8日2022/10/05 09:08

88年8月8日
 1988年8月8日、横浜文化体育館で猪木対藤波のシングルマッチがありました。私はまだ社会人になったばかりで若く、自分が年を取るとか考えていませんでしたし、猪木も年を取るとか引退するとか思っていませんでした。それでも当時、猪木は45歳で、世間では負けたら引退などと騒がれていました。
 結果は60分フルタイムドローでした。素晴らしい試合で、猪木はまだこんなにやれるんだと感じましたが、弟子の藤波に勝てなかったことは悲しくもあり、藤波が師匠の猪木に肩を並べたことは嬉しくもありました。そして一つの時代が終わったのだと感じました。猪木も年を取るのだ。いつか引退するのだということを初めて実感しました。その後、猪木は第一線を退きます。この試合が私にとって事実上の猪木引退試合です。
 実際の引退は、それから10年後の平成4年4月4日でした。その間にレスラー猪木も十分堪能させてもらいましたし、イラクの人質解放など、リングを降りても猪木は猪木だというのをしっかり見せてくれたので、引退の時はまったく悲しい気持ちはありませんでした。
 それからも24年間、猪木は私たちに元気を与え続けてくれました。1年前、入院していたことを明かし、見せた姿はショックでした。それでも頑張っている姿を見て、猪木もいつかは、それもそんなに遠い先のことではないと薄々感じつつも、考えないようにしていました。
 なので突然だったし、早かったし、心にポッカリ穴が空きました。最後まで闘う姿を見せ、元気を与えてくれた猪木にはありがとうの言葉しかありません。私たちの心のなかで燃える闘魂は生き続けます。

最後に勝つ負け方を知っておけ2022/10/02 12:49

 私は色紙にいつの日か闘魂という文字を書くようになりました。そしてある人が燃える闘魂と名付けてくれました。闘魂とは己に打ち勝つことそして闘いを通じて己の魂を磨いていくことだと思います。
 猪木の引退試合後の言葉です。本当にずっと闘い続けて、私たちに元気を与え続けてくれました。そして最後の最後に一番の強敵である心アミロイドーシスとの闘病に敗れてしまいました。
 でも、猪木はずっと勝ち続けてきたわけではありません。池袋の三省堂書店で猪木本フェアがありました。最後の著書となってしまった「生きるために闘う」は、かつてのライバルたちとの闘いを記したものでした。
 新日本の旗揚げ戦ではゴッチに敗れ、IWGP優勝決定戦ではホーガンにあの失神KO負けをしています。シンやハンセンにも敗れたことはあり、そこから立ち上がっていく姿に勇気をもらったのです。
 同時期に文庫化された「最後に勝つ負け方を知っておけ」と2冊を買いました。負けたっていいのです。いや最後に勝てば、負けてはいないのです。猪木は闘病に敗れたわけではありません。闘魂が私たちの心の中に生き続ければ、いつの日か人類は難病にも打ち勝つでしょう。猪木が取り組んでいた環境問題も解決できるはずです。
 猪木本フェアのキャンペーンでサイン色紙が当たりました。本当に貴重なサインになってしまいました。
 馬場さんにも日本プロレスの若手時代に闘って、勝ったことはありません。新日と全日に別れてからは、遂にリングで闘うことはありませんでした。今頃、天国で馬場さんと闘っているのでしょうか。それとも葉巻を燻らせながら仲良く昔話に花を咲かせているのでしょうか。どちらでもいいのです。闘魂があれば最後には皆が勝つのですから。

最後の闘魂2022/10/01 11:10

猪木
 訃報はヤフーニュースで知りました。SNSにも多数上がっていました。ここ数年はすっかり体調を崩していました。ユーチューブ番組名の「最後の闘魂」というのも何か引っかかっていました。それでも最近は少し元気そうに感じていたので、突然に感じました。
 最近の投稿からは信じられないでしょうが、私は昭和世代のバリバリの猪木信者です。ラッシャー木村ら国際軍団との1対3マッチが強烈に印象に残っています。昭和のプロレスファンて、誰が一番強いのかというのは盛んに議論していましたし、更には強いとはどういうことかと考えるようになるものでした。勝つことが強いことではないんだと感じたこの試合で、猪木のプロレスの魅力に取り込まれました。
 もう全盛期は過ぎた辺りでしたが、引退まで、存分に元気をもらいました。引退の時も少しも悲しい気持ちはなく、その後もさまざまな場面で元気を与え続けてくれました。
 猪木、馬場ばがいない時代なんて考えられませんでしたが、猪木の引退が1998年、ジャイアント馬場がなくなったのが1999年でした。21世紀を境に一つの時代が終わりました。
 それから20年、2人がリングにいないだけでなく、本当にいなくなってしまうなんて、まったく信じられません。心にポッカリと大きな穴が空いたようです。
 リングから、そしてリングを降りても、アントニオ猪木は私たちに夢と希望と勇気と元気を与え続けてくれました。本当にありがとう。心からご冥福をお祈りいたします。

アントニオ猪木プレミアムカレンダー20182017/11/07 00:27

アントニオ猪木カレンダー
 八重洲ブックセンターでアントニオ猪木プレミアムカレンダー(4千円也)を買うと、抽選で30名がサイン色紙お渡し&握手会に参加できるということで購入しました。
 そんな高い倍率にはならないだろうから当然当るものと思い込んでいましたが、見事に当選しました。イベント当日は観覧だけの人も多数集まり、さすが猪木という人気振りで、当ったのは運が良かったのかなと思ったりもしました。
 なかなか猪木のサインをもらう機会はなくて、昔ファイナルカウントダウンをやっていた頃にDVDを購入してサイン入りポスターをもらいました。あと50周年のDVDボックス(10万円)もサイン入りでしたが、色紙は初めてで貴重品です。
 そして間近で見る猪木は元気で何よりでした。八重洲ブックセンターに炎のファイターが流れるというのも何かよかったです。

ISM.22017/10/21 22:57

アントニオ猪木生前葬
 ISM.2両国国技館大会を観戦しました。久し振りの猪木です。生前葬ということで、猪木ももうそんな年なのですが、元気で何よりでした。ハンセン、藤波、藤原も参列?しました。
 試合の方は相変わらずですが、メインはピーター・アーツ対スコット・ノートンというこれも懐かしいというか、10年前だったら絶対にあり得ない対戦でした。もう全盛期のようなわけにもいかず、顔見せでしたが。
 全日!横文になつぽいとサオリんが参戦し、見事にかぶってましたのが残念でした。

INOKI ARI40周年記念大会2016/09/03 23:10

猪木ダー
 と最近はスターダム、アクトレスガールズばかりになっていますが、やはり猪木は見逃せません。ということで横浜からTDCホールにとんぼ返りでした。
 IGFの選手ははぐれてしまって、ボブ・サップとかKENSOとか、正直試合の方は期待していません。猪木の元気な姿が見れれば、ダーをやってもらえば満足です。
 メインは鈴川&船木対青木&アレク大塚でした。これも期待はしていなかったのですが、鈴川が青木にバックドロップ4連発でフォール勝ちした結末は気分爽快でした。IGFとしては先行きが見えない感じですが、今日の鈴川は良かったです。

猪木誕生日記念大会IGF2016/02/26 22:24

猪木73歳
 2月20日はアントニオ猪木の誕生日でした。それを記念して毎年この時期はIGFの大会が恒例になっています。  気がつけば猪木も73歳ですが、元気な姿が見れて何よりです。元気があれば何でもできる!まだまだ元気に頑張って下さい!  試合は、小川直也対青木真也、藤田和之対クラッシャー川口、鈴川真一対天田ヒロミ、ケンドー・カシン対ボブ・サップなど。現状のIGFでは精一杯のカードだったと思いますが、内容はあえて触れないでおきます。

大晦日はINOKI BOM-BA-YE2015/12/31 20:30

NOKI BOM-BA-YE2015
 今年の大晦日は久し振りに、格闘技やらボクシングやらやってますが、盛り上がりはイマイチな気がします。今さら曙対サップでもないでしょうし、桜庭は正直、出て欲しくなかったです。  大晦日といえば、やはり猪木です。でも両国国技館も決して盛況とはいえませんでしたが。メインがトーナメントの決勝とはいえ、無名の外人同士の対戦。他に藤田対澤田、小川対大地では仕方ないですが。大地はまったく成長が感じられません。IGFで良かったのか。  まだ少し進行が冗長なところはありましたが、シングルが8試合、全試合膠着状態がなく、短期決着で早く終わってよかったです。  そして大晦日に猪木の元気な姿を見れてよかったです。