ノア武道館大会2009/03/01 22:57

 第1試合が小橋の復帰戦でしたが、空席はありました。それでも最近ではよく入った方です。それなりに盛り上がってもいました。ただ相手が井上雅央では明らかに役不足で、まともな試合にはなりません。小橋の試合に笑いは不要です。体調面が気になるところではありますが、やはりトップの戦線で戦って欲しいです。
 新日との対抗戦は、三沢と後藤が抜けて、潮崎とミラノが入り、レベルダウンした感があります。メンバー敵にミラノが負けることは見え見えでしたし、内容も予想の範囲内のものでした。対抗戦はむやみにやるものではないと思います。特に新日とノアなら尚更です。少し考えた方がいいと思います。
 セミのGHCジュニア戦は、健介オフィス興行で王座を奪取されたKENTAが、今度はホームで中嶋に挑戦ということで、これも結果は見えていました。この2人なら間違いなくいい試合でしたが、内容もやはり予想の範囲内でした。凄い攻防だった割にはフィニッシュのgo 2 sleepがイマイチだった気がします。
 メインのGHCヘビー級選手権は、内容的にはセミのジュニアに負けていた気がします。必殺技であるべきの健介のノーザンライトボムが返されたり、秋山の変形スターネストダストαはエグい技ではありましたが、やはりフィニッシュがしっくりきませんでした。
 GHCヘビーとジュニアのベルトを健介オフィスから奪回し、ハッピーエンドでしたが、実はあまりハッピーではありませんでした。テレビ中継も終わり、増々ノアファンでこじんまりとまとまっていくのでしょうね。

新日旗揚げ記念日2009/03/07 21:36

 平日の後楽園、ビッグマッチというわけでもなく、あまり入らないだろうなあとは思っていましたが、ガラガラでした。それでも盛り上がっていたし、いい雰囲気でした。前田日明の来場というのが嬉しいおまけでしたが、グレーテストレスラーズという表彰企画は凄く良かったです。暖かい気持ちに包まれました。
 マシンの25周年試合で平成維震軍と対決。棚橋とタイガーマスクのIWGPタッグ王者組と蝶野&ライガーのレジェンド軍の対決ととても楽しい興行でした。

松尾永遠2009/03/10 00:45

 NEOのアイドル女子レスラー松尾永遠が突然、5.2後楽園大会での引退表明をしました。ケガや結婚ではなく、もともと25歳くらいで引退するつもりだった。健康なうちに引退したかったとのことです。考え方は人それぞれですが、やはり残念な気がします。

全カード発表2009/03/10 23:57

 GENOME8広島大会の全カードが発表されました。IGF市場初の出来事です。昨年11.24名古屋大会からだいぶ間が空いてしまいましたが、久し振りに話題を提供してくれました。
 メインはバーネット対IBM第4の巨人、フォンセカ。セミで高山がシウバと組み、小川がプレデターと組み、タッグ初対決。初代タイガーマスクも参戦し、Xと対戦。澤田敦士対ネクロ・ブッチャーなど。是非、話題を集めてもらいたいものです。

長谷川穂積V82009/03/12 21:41

 ボクシングWBCバンタム級タイトルマッチは、長谷川穂積がブシ・マリンガに1R3度のダウンを奪いTKO勝ちしました。実に痛快な素晴らしい試合でした。二元中継となった弟分の粟生隆寛もオスカー・ラリオスに判定勝ちしWBCフェザー級世界王者となりました。
 WBCといえば、今は野球が話題ですが、1試合の球数制限だとか、中何日空けないと投げられないとか、高額年俸のスター選手がケガでもすると保障が大変だからとか・・・。分かり難いです。そしてくだらないです。野球は格闘技に比べてメジャースポーツですが、ボクシングもプロレスも、野球のこんなところは見習わず、ファンを第一に、分かり易い試合を見せて欲しいものです。

帝王高山2009/03/15 22:15

 帝王高山善廣がムタを下し、三冠ヘビー級王座を奪取しました。これで高山は全日三冠&世界、新日IWGP、ノアGHCのメジャー3団体のヘビー級&タッグ王座制覇の偉業を達成しました。世界タッグは鈴木&ケアが諏訪魔&近藤に勝利して王座防衛。世界ジュニアはカズ・ハヤシが稔に勝利して王座を防衛。ムタのシリーズフル参戦など話題を振りまいた上でのビッグマッチ両国大会は見所のある大会でした。
 高山は翌日のIGF広島大会にも参戦し、シウバとの規格外タッグで小川直也&プレデターと対決。試合後は小川と乱闘となり、猪木が割って入り「次は1対1で」からダーで絞めるというIGFらしい展開となりました。高山と小川というのは刺激的な顔合わせです。初代タイガーマスクの対戦相手のXが正体不明黒づくめでXのままだったというのもIGFらしかったです。

元WWEテストが急死2009/03/15 22:25

 元WWEのテストが米フロリダ州タンパの自宅で死去したと地元メディアが報じました。死因は不明。33歳の若さでした。WWEの選手の急死というのは何件かありますが、テストも尋常でないマッチョマンで、やはり筋肉増強剤の影響なのでしょうか。
 ノアの丸藤は右膝前十字靭帯断裂のため、せっかくのプロデュース興行を欠場となりました。復帰時期は不明で、長期欠場の可能性大です。これも残念なニュースでした。

メジャー3団体がライセンス発行で合意2009/03/17 22:22

 新日の菅林社長、全日の内田取締役、ノアの仲田取締役と、山本小鉄新日相談役が緊急会談を行い、今春にも共通のプロライセンスを発行することで合意しました。
 東スポに小さく載っていたニュースですが、メジャー3団体の幹部が同じ席に着いたのは初めてのことで、これは画期的なことだと思います。
 最近は自称プロレスラーが溢れています。程度の低い人が問題を起こしたり、事故を起こしたり、プロレスの地位を低下させています。ライセンスは必要だと思います。これからどう動いていくのか、まだ不透明なところはありますが、是非、実態のあるものにしていって欲しいです。

新日NJC2009/03/23 01:24

 春の祭典として定着したNJCは、後藤が準決勝で永田、決勝でバーナードに勝利して初優勝しました。今回は中邑を応援していたので、優勝して早くIWGPを取り戻して欲しかったので、個人的には不満な結果となりました。武藤に敗れて以来の中邑の負け続きは本当にいかんなあと思います。それでも後藤という新世代の優勝は、永田らの世代が盛り返すよりはまだ良かったとは思います。
 ドラゲーの両国初進出は大成功でした。ドリームゲート選手権は土井が金本に勝利しました。他にも健介オフィス勢が出場したりと、よそ行きの感じでしたが、最近は新日でも満員に出来ない両国大会ですから、仕方のないところでしょう。CIMAも完全復活し、吉野に勝利してブレーブゲート王座を奪取しました。今、一番頑張っている団体という気がします。

WBCをプロレス的に考える2009/03/25 00:30

 WBCは日本が連覇を達成しました。苦しい戦いが続きましたが、内容も結果も最高のものになり、大いに盛り上がりました。人気が低迷するプロ野球ですが、ペナントレース開幕を前に最高の起爆剤になったと思います。
 プロレスファンとしては、でも興行的には・・・と考えてしまいます。アメリカで日本と韓国の決勝戦というのはどうだったのだろうと思います。アメリカ選手のやる気の低さ、アメリカ国民の関心の低さは大きな問題です。
 古い話しになりますが(私もリアルタイムでは知りませんよ)力道山の人気に翳りが見えたとき、ワールドリーグ戦という世界各国の強豪を一堂に集めた企画で、再びプロレス人気が爆発しました。今は、ただ世界のレスラーを集めただけで盛り上がる時代ではありません。実際、少し前にプロレスエクスポという企画もありましたが、大きな話題にはなりませんでした。
 それでもG1で闘魂三銃士が一躍スターダムを駆け上がった例もあります。プロレスでもWBCのようないい企画をやって、スター選手を生み出してもらいたいものです。