木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか2014/05/05 22:24

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
 木村の前に木村なく、木村の後に木村なしと言われた最強の柔道家、木村政彦の伝記です。増田俊也著で、大宅壮一ノンフィクション賞と新潮ノンフィクション賞をダブル受賞しました。
 木村政彦といえば、プロレスファンに力道山との昭和巌流島決戦があまりにも有名ですが、その試合をプロローグに、木村政彦の生い立ちから、柔道での活躍、戦争時代、ブラジルでのエリオ・フレイシー戦、力道山戦とその後の生涯に迫ります。力道山や大山倍達などについても詳しく触れられています。
 2月末に文庫本が発売されて買っていたのですが、ぶ暑い上下巻で、手をつけられずにいましたが、GW休みに読んでみました。
 木村の格闘家としての凄さと、日本の格闘技史がよく分かるとても興味深い本でした。読み応え充分です。

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