新日11.8両国2009/11/08 22:34

新日11.8両国
 新日両国大会に行って来ました。10月の蝶野25周年興行が凄く良く、その時点で発表されたカードも良かったので行く気になりました。蝶野のときほどではありませんでしたが、そこそこの入りで、盛り上がりもありました。内容もまあまあだったと思います。
 メインのIWGPヘビー級戦は、ストロングスタイルを標榜する中邑と、愛だかチャラいだかで独自のスタイルを確立した棚橋との対戦で、10度目にして一番重い闘いでした。中邑が勝って本当に良かったと思います。試合後は「猪木」の名は出さず、「過去にこだわって名にが悪い」にトーンダウンしていました。中邑対バーネットなんて面白いと思うのですが、猪木挑戦発言はこのまま終わってしまうのでしょうか。
 もう1つ観たかったのがミスティコです。予想通りタイガーマスクが王座を奪回しましたが、やはり素晴らしい動きでした。
 IWGPタッグ選手権は、バーナード&アンダーソンでは奪回という感じもせず、しかも両者リングアウトという決着で、ブーイングでした。今の新日には王座を奪回するタッグチームが見当たりません。
 真壁の頑張りは認めますし、飯塚もここまでヒールに徹するとは思いませんでした。遺恨決着のチェーンデスマッチはそこそこの試合でした。後藤対田中もいい試合でしたが、後藤が負けてはいかんでしょう。杉浦にも負け、田中にも負け、一時の勢いは完全に失速してしまいました。