TWC Wrestle Blog

　２９の日に行われた「キン肉マニア」ＪＣＢホール大会は大盛況だったようです。メインではキン肉マンがミノワマンにキン肉バスターで勝利。超人タッグトーナメントは、スペシャルマン＆カナディアンマンの原作ではまったく脚光を浴びなかったコンビが優勝しました。最近パチンコ台にもなりましたが、キン肉マン好きは今でも沢山いるはずです。いい企画だったと思います。
　名古屋では全日三冠ヘビー級選手権で、高山対鈴木みのるの盟友対決が行われました。これも魅力のあるカードでした。
　新日のスーパージュニアも開幕しました。ノア勢の参戦もあり、こちらも楽しみです。

　悲しすぎる報せから一夜明け、続報が入って来ました。ノアはシリーズを続行、博多大会が開催されました。リングでは追悼の１０カウント、献花台も設けられ、多くのファンが訪れました。
　バックドロップを仕掛けた選手のことも気になっていたのですが、斎藤彰俊は三沢の遺影に向かって土下座をしたというニュースがありました。斎藤は三沢のためにもこのショックを乗り越えなければなりません。
　秋山準が椎間板ヘルニアで欠場というのも心配なニュースですが、返上したＧＨＣヘビー級王座の決定戦が、潮崎と力皇で行われ、潮崎が見事初戴冠を果たしたのは明るいニュースでした。
　追悼の会などもやってもらいたいと思いますが、私に出来るのはプロレスを応援し続けることだけです。
　さて、新日の後楽園ではスーパージュニアの決勝が行われました。ここでも追悼の黙祷が行われたそうです。ノアから出場の青木、ＤＤＴの飯伏も準決勝に進出しましたが、決勝は金本とデヴィットの新日ジュニアの顔合わせとなり、金本が優勝しました。
　プロレスの灯を消してはなりません。

　月曜日なので仕事です。そんな気分ではないのですが・・・こんなときに限って大忙しで、知人友人からメールが入っているのに見る暇もないほどでした。
　三沢選手の死因は頸髄離断だったとか。人間の首は７つの椎骨が積み重なって頭を支えており、頸髄はその頸骨の中心部を通り、脳の延髄につながる神経のこと。呼吸運動の神経も通っていて、損傷なら一定の回復が見込めるが、離断してしまうとすぐに呼吸が停止してしまうそうです。
　事故後の処置は適切だったと思います。単に受け身を取り損なったとかの問題ではない。日頃の心労が積み重なっていたなど、いろいろな話しが聞こえてきますが、そんなことを詮索してももう仕方のないことですね。
　もう一つ悲しい報せが届いてしまいました。現在は大阪プロレスで活躍していた名物レフェリーのテッド・タナベさんが亡くなりました。１４日の大会でメーンイベントを裁いている最中、突然、意識不明の状態となり、すぐに大阪市内の救急病院に搬送されましたが、１５日の午後１２時２３分に死亡が確認されました。くしくもともに４６歳という若さでした。
　どうしてこんな悲しいことばかり起ってしまうのでしょう・・・。